名古屋主婦殺人事件(名古屋市西区主婦殺害事件)
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📅 発生日:1999年11月13日
概要
1999年11月13日、名古屋市西区稲生町5丁目のアパートで、主婦の高羽奈美子氏(当時32歳)が首などを刃物で複数回刺され、死亡しているのが見つかった。事件当時、室内には2歳の息子さんもいた。遺留された血痕などから犯人は犯行時に負傷したとみられ、捜査当局は犯人像を「B型の女性」、足のサイズを約24センチとして情報提供を求めてきた。警察は知人を含む延べ5000人以上から事情を聴くなど捜査を続けたが、決定的な手がかりは得られず、毎年命日が近づく11月に合わせて呼びかけが続いた。2020年には、先入観を与えるおそれがあるとして内部にとどめていた似顔絵も公開された。
夫の高羽悟氏は、犯人検挙後に現場検証ができるよう、生活拠点を移した後も現場の部屋を借り続け、家賃の支払いは累計で2200万円超にのぼった。悟氏は遺族団体の中心として「時効制度撤廃」を訴え続け、2010年に殺人罪の時効が撤廃される法改正にもつながった。悟氏は取材に対し、妻が亡くなった現場の直後にテレビで明るい番組が流れる光景を挙げ、「なんでウチだけこんなことになったのか」と語っている。
事件は捜査特別報奨金の対象となり、2025年2月にも適用期間が延長された。転機は同年10月31日で、名古屋市港区のアルバイト・安福久美子容疑者(69歳)が出頭し、現場の血痕のDNA型と一致したことなどから殺人容疑で逮捕された。安福容疑者は高羽悟氏の高校時代の同級生で、同じ部活動に所属し、事件の約5カ月前にOB会で再会していた。安福容疑者は2025年に入って捜査線上に浮上し、警察が求めたDNA型の提出を当初拒否したが、10月に提出した。警察は、鑑定結果が出る時期に合わせて出頭した可能性も含めて全容解明を進めている。
安福容疑者は逮捕当初は容疑を認める供述をした一方、その後は黙秘し取り調べに応じない状況が続いた。名古屋地検は11月14日から鑑定留置を開始し、当時の精神状態や刑事責任能力の有無を調べている。捜査関係者の話として、安福容疑者は悟氏について「女性や子育てに対する考え方が嫌いだった」と述べたとされるが、悟氏はそのような話をした覚えはないと否定している。警察庁は容疑者逮捕を受け、捜査特別報奨金の対象指定を同日付で解除した。
夫の高羽悟氏は、犯人検挙後に現場検証ができるよう、生活拠点を移した後も現場の部屋を借り続け、家賃の支払いは累計で2200万円超にのぼった。悟氏は遺族団体の中心として「時効制度撤廃」を訴え続け、2010年に殺人罪の時効が撤廃される法改正にもつながった。悟氏は取材に対し、妻が亡くなった現場の直後にテレビで明るい番組が流れる光景を挙げ、「なんでウチだけこんなことになったのか」と語っている。
事件は捜査特別報奨金の対象となり、2025年2月にも適用期間が延長された。転機は同年10月31日で、名古屋市港区のアルバイト・安福久美子容疑者(69歳)が出頭し、現場の血痕のDNA型と一致したことなどから殺人容疑で逮捕された。安福容疑者は高羽悟氏の高校時代の同級生で、同じ部活動に所属し、事件の約5カ月前にOB会で再会していた。安福容疑者は2025年に入って捜査線上に浮上し、警察が求めたDNA型の提出を当初拒否したが、10月に提出した。警察は、鑑定結果が出る時期に合わせて出頭した可能性も含めて全容解明を進めている。
安福容疑者は逮捕当初は容疑を認める供述をした一方、その後は黙秘し取り調べに応じない状況が続いた。名古屋地検は11月14日から鑑定留置を開始し、当時の精神状態や刑事責任能力の有無を調べている。捜査関係者の話として、安福容疑者は悟氏について「女性や子育てに対する考え方が嫌いだった」と述べたとされるが、悟氏はそのような話をした覚えはないと否定している。警察庁は容疑者逮捕を受け、捜査特別報奨金の対象指定を同日付で解除した。
論点
・安福久美子容疑者の感情は、どの時点で・何に対して・どう組み上がり、なぜ奈美子氏という“本人ではない相手”への殺意に転化したのか。
悟氏への評価や反発(とされる言葉)と、実行犯行の結びつきが核心になる。
・血痕や靴跡など“具体の痕跡”がありながら、なぜ26年間、容疑者特定と逮捕に至らなかったのか。
情報提供の集まり方、捜査の絞り込み、DNA提出の壁など、長期未解決化の要因をどう見るか。
・鑑定留置で「26年前の精神状態」をどう検証し、遺族が求める“真相の説明”にどこまで迫れるのか。
黙秘が続く状況で、司法手続が残せる答えと残せない答えの線引きが問われる。
悟氏への評価や反発(とされる言葉)と、実行犯行の結びつきが核心になる。
・血痕や靴跡など“具体の痕跡”がありながら、なぜ26年間、容疑者特定と逮捕に至らなかったのか。
情報提供の集まり方、捜査の絞り込み、DNA提出の壁など、長期未解決化の要因をどう見るか。
・鑑定留置で「26年前の精神状態」をどう検証し、遺族が求める“真相の説明”にどこまで迫れるのか。
黙秘が続く状況で、司法手続が残せる答えと残せない答えの線引きが問われる。
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