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八王子スーパー強盗殺人事件(スーパーナンペイ事件)

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概要

1995年7月30日(日)午後9時15分頃、東京都八王子市大和田町4丁目の「スーパーナンペイ大和田店」2階事務所で、女性従業員3人が拳銃で殺害された(警視庁の事件名は「大和田町スーパー事務所内けん銃使用強盗殺人事件」)。
被害者はパート従業員の稲垣則子氏(当時47歳)と、アルバイトの女子高校生の前田寛美さん(当時16歳)、矢吹恵さん(当時17歳)である。矢吹さんは当時、桜美林高校2年生だったと報じられている。

報道では、スーパーの閉店は午後9時で、室内に目立った物色の跡はなかった一方、現金約500万円が入った金庫に銃弾が撃ち込まれた形跡があったとされる。また毎日新聞は、稲垣氏が午後9時15分ごろ知人男性に迎えを頼む電話をしており、犯行は短時間で起きたと伝えている。
現場は1階が売り場、2階が事務所で、2階へは外階段で上がる構造だった。事件当日は猛暑で、近くの「北の原公園」では盆踊りが午後6時から午後9時6分頃まで開かれており、周辺に人の出入りや音がある時間帯だった。

犯人は逃走したままで、2010年に殺人事件の時効が撤廃されて以降も捜査は継続している。
FNNなどは、強盗目的であればなぜ金庫内の多額の現金を奪わなかったのか、恨みによる犯行であればなぜ無抵抗の3人を殺害したのかという点が、いまも整理しきれないと報じている。

警視庁は発生現場付近のイメージ3D動画を公開し、閉店間際の午後8時56分に精算して白色セダン型車に乗った「最後に買い物をしたカップル」の情報提供を求めている。
さらに、現場に残された靴跡に合致するスニーカーが2種類あり、真新しい靴ではなく“ある程度履き込まれた靴”だったことも公表している。
捜査は長期化し、報道では延べ22万人超の捜査員が投入され、情報提供は1650件以上にのぼったとされる。
事件は捜査特別報奨金制度等の対象で、警察庁側の上限300万円に加え、関係者団体の上限300万円を合わせて懸賞金は上限600万円とされ、期間を区切って更新されている。

論点

・強盗目的として整合する説明はどこまで可能なのか、別の動機を想定した方が矛盾が少ないのか(金庫への銃弾痕や物色の有無など、報道・公表事実の読み取りが分かれる)。

・犯行が短時間とされる中で、犯人は「外階段で事務所に上がる構造」や閉店後の動線をどの程度把握していたのか(偶然の侵入か、事前の観察・情報入手があったのか)。

・警視庁が求める“最後の客”カップルや靴跡情報は、当時の生活圏・交友関係・移動経路とどう接続できるのか(目撃の掘り起こしの難しさも含む)。

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